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手法とは? 3つの思考回路

FXをやっていると、基本的なやり方を決めなければなりません。
スキャルピングなのか、それともスイングトレードか。そして、どんな手法にするのか決めようと思うでしょう。

手法というと、

・どこでエントリーするのか
・どこでイグジットするのか(利食い・損切り)

この2つのフォーカスしがちです。
「勝てるエントリーポイントとイグジットポイントを自動的に教えてくれるもの」という考えです。手法が利益を与えてくれるものであり、自分で考えなくても良い、というものを求めてしまうものです。

しかし、価格はランダムに動いているので、永遠に機能する手法を作ることは不可能です。一時的に機能する(=勝てる)手法は無数に存在するでしょう。機能するのは、数か月とか数年でしょうか。やはり、自分で考える力をつけなければなりません。

では、勝ち続ける手法とは何か?
3つに分けてみました。

① エントリーまでの組み立てスキル
② イグジットの根拠を見つけるスキル
③ これらを実行する心構え

目に見えるエントリーポイントや、イグジットポイントはあまり関係なく、現在の相場を分析して根拠を見つけるスキルといえます。目に見えない作業でしょうか。相場は常に変化していますから、根拠も毎日変わります。

結局のところ、勝ち続ける手法は「自分の思考回路」に他なりません。手法は安定するものではなく、いつも変化するものです。

過去を分析して現在の状況を考慮し、未来をイメージすることでしょうか。
これができなければ、③の実行する決意は固まりません。現在のエントリーポイントというのは、ある地点にすぎず、一連の過去~未来のイメージのわずかな部分です。ただ、見えているのは、その「現在」ですから、フォーカスすることになるのでしょう。

昨日のわたしのように、損切りできないのは、イメージが甘いからです。
確固たるイグジット(利食いも損切りも)のイメージがあれば、実行できるでしょう。できないということは、あいまいなままポジションを持ったからです。こうなったらいいな、という願望のトレードは極めて危険です。注意しなければなりません。

チャート分析からイグジットまで、しっかりと根拠を見つけてエントリーしようと思います。