取り組み方 PR

取引回数と取引枚数

トレード経験が積みあがってくると、稼ぐ方法が変わってきます。
たとえば、次の2つがあるとします。

①取引枚数を上げ、取引回数を減らす。
②取引枚数を下げ、取引回数を増やす。

最初は②で訓練し、期待値に高い場面がわかってきたら、①になってくのが理想かもしれません。

しかし、トレーダーによって答えが異なるのは当然です。
ひとついえることは、枚数を上げて回数も増やすと、かなり儲かります。しかし、勝ち続けるのは難しく、負ける時期はきます。そのとき、枚数も回数も多いので、短い期間で資産が減る量が多くなります。そのため、メンタルがやられます。

最近は、①②どちらでもなく、枚数を下げ、回数も減っています。ただ、どちらかをいつでも増やす準備はできています。そのような相場がくれば上げます。皆様も、今がどちらにあるのか、考えておくと良いと思います。

さて、ドル円は昨日高値ブレイクし、クロス円も上げています。あとは押し目があればロングしたいとは思っています。しかし、その押し目がイメージ通りにやってこないのが相場です。下記は4時間足です(18時ころの相場です)。

135.35円はネックラインで、ここで反発はイメージしやすいです。しかし、押し目買いに押し目なしですから、買いが強ければここまで下げないのでしょう。

15分足だと、下記のようにラインが引けます(18時ころのチャートです)。

天底をつかむのは至難のわざですから、押し目から反発するピンポイントの場面を見つけるのはほぼできないでしょう。しかし、ここを上抜けたらロングしてもいい、下抜けたらロング目線が終わり、などと決めることはできます。それがラインです。「おおよそこのへん」という曖昧な捉え方も悪くないのかもしれません。

絶対にここで上がる、下がる、というのではなく、「なんとなくこのあたりで」、です。少し曖昧にとらえる方が、固執しなくてすみます。また、早期エントリーも防げて相場が動くまで待つことができます。