取り組み方 PR

3つの運用「投資・投機・博打」

FXは、投資ではなく投機に過ぎない、と言われることがあります。
特に、大企業や公的な投資媒体がそのように言うことが多い気がします。国が、老後に備えてFXをやりましょうとは言わないですね。株式投資で積み立て運用しましょうとは言いますが。

果たして、FXで資産運用することは投機なのでしょうか?

そもそも、資産運用とは「資本や資産を生むもので運用すること」です。
株、債券、不動産が当てはまりますから、これらが投資と言えるでしょう。それぞれ、配当、金利、活動の場を生み出します。それに比べて、FXは、通貨ペアを買ったところで何も生み出しません。スワップがありますが、これはただの金利差であり何も生み出しません。短期間の差益目的で売買しますから、FXはゼロサムゲームの投機商品と言われるゆえんです。

しかし、博打とは違います。
博打は胴元がいて、胴元が儲かるようにできているので完全なマイナスサムゲームです。FXはマイナスサムではなく、あくまでもゼロサムであって、博打ではありません。これは大違いです。ただ、スプレッドを加味するとマイナスサムかもしれません。

そもそも、「投資・投機・博打」を同じ土俵で比べるのはナンセンスかもしれません。

株で投資しても、適当に売買すれば博打になります。逆に、FXのような投機でもファンダメンタルやテクニカル分析で、期待値を考慮したうえでトレードすれば投資にもなります。ルールを構築して淡々と「投資」する運用と言えます。ですから、投機=博打にはなりません。自分のやり方次第なのでしょう。

何はどうあれ、FXで短期間で大きく稼ぐには、短期売買を繰り返す投機的取引をやらなければなりません。

投資において「複利」は「人類最大の発明」と言われます。
複利で運用することで、爆発的にパフォーマンスが上がるからです。そして、レバレッジも投資の大原則ではないでしょうか。FXは証拠金取引の仕組みで25倍というレバレッジがかけられ、さらに複利で運用する。これが、爆発的なパフォーマンスを可能にする仕組みです。

余裕資金でやることが大前提ですが、為替市場は、経済活動で絶対に必要な箱です。いわば、公認の場所でできる取引ですから、大いに活用したいと思っています。

投資する資金、投機する資金をわけて(FXは後者)、目的別に運用する。楽しい世界です。夢ばかり見てはいけませんが、元手が少なくても、何倍何十倍と増やせるという箱があるだけでもやってみる価値があると思います。