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フィボナッチチャネルでチャート分析

直近の相場をフィボナッチチャネルで見ておきます。トレードした箇所、エントリーしておくべきだった箇所あります。チャート分析がおろそかにならないよう、優れもののフィボナッチチャネルをしっかり引き、予習と復習をしておきます。一週間の振り返りと次週の戦略は、必ず行ないます。

振り返るとき、週またぎした含み損のポジションがあると、分析も面倒になりますし心苦しくなります。イメージとおりの含み益ポジションを持ち越すのはOKですが、損切りを先延ばしにした含み損ポジションがあると、全てに悪影響を及ぼします。

後手に回った悪いポジションは、その週に処理しておくことの大切さがわかります。ポジションがないと、心も口座も身軽でチャート分析も前向きにできますから。

さて、いくつかの通貨ペアと時間軸を見てみます。まずポンドニュージーの日足です。フィボナッチチャネルを引くとき、このチャートだと、安値側に合わせるのではなくアウトラインABCに沿って引くとしっくりきます。

斜めのラインだけでなく、横のラインも引くと節目が出てきます(下記Aのポイント)。Aより上ならロング目線、下抜ければロングはしないという簡単な戦略が浮かび上がります。あとは、月曜日からのチャート形成でエントリーするか絞り込んでいくイメージです。

ポンドドル4時間足↓
月曜日のスタートは、横と斜めのラインが交わるAを下抜けるかどうかのポイントです。月曜は様子見、トレードは火曜日以降になりそうです。

オージー円4時間足↓
移動平均線の傾きとフィボナッチチャネルのそれが同じです。値幅の基準も明確です。下げれば、これまでと同じような下げ方(黄色の値幅)をするでしょうから、目安にします。あとは、どこまで監視できるかです。

短い時間軸も見ておきます。
ユーロ円5分足です↓

FOMC明けの木曜のロンドン時間です。FOMCから下げ続け、5分足では下げを強めたとき、Aに来た時にはフィボナッチチャネルが引けているはずです。もし私がトレードすべきなら、という前提ですが、Aはショート回転したいポイントです。40pips下げていますが、エントリーからすぐに取れるわけではなく、80分ほどかけて下げています。

値幅だけでなく、時間も大切です。『どれ位の時間』で、どういうトレードになったのか(なりそうか)、イメージします。

ここを1分足で見てみます↓

いっきに下げるのではなく、戻りをつけながら、『高値と安値を切り下げて』います。相場の基本ですから、こういうポイントでいかにトレードできるかが、短期売買で勝ち続けるポイントと考えています。行き当たりばったりのドル円のスキャルピング、では勝ち続けることはできません。要するに、チャート分析を手抜かりなく行なうことが大切と思います。