チャート分析 PR

MAとカウンターライン

ドル円が押し目なく上げています。
トレンドが発生して高値ブレイク、そして「値幅を出すとき」は数日から長くても2~3週間でしょう。ただ、中長期トレンドになるとそうはいきません。中長期ですから、当然長い期間上げ続けます。2014年11月のアベノミクスは2か月、(昨日触れましたが)2016年11月のトランプラリーのときは1ヶ月で、それぞれ1500pips上昇しています。100pipsの上昇が15日も続くと考えると、すごい値動きですね。

上昇中は、高値づかみがこわいです。
そういうときは、移動平均線をしっかり見るようにしています。ローソク足だけ見ていても、答えは出てきません。ローソク足が下がりそうなら、これから下がるようにしか見えなくなります。逆に、ひとたび上がるように見えると、上がる期待をこめてしまいます。冷静に、移動平均線の角度など、チェックします。

15分足です。

トレンドは、「短期MA」と「中期MA」にのってきます。わたしが軸として見ているのは15分足です。現在は、短期25EMAにのっていますから、それに沿ってラインを引くと、切り上げや切り下げ方がわかります。25EMAにのっています。なかなか25EMAを下抜けない、ということです。25EMAを下抜けても、次は中期75EMAがサポートラインになります。75EMAを下抜けると、200EMAがサポートラインです。

200EMAに沿ったラインが、下記チャートです。

このチャネルラインを下抜けるまで、おとといからの上昇トレンドは続くと見ています。大局をチェックしたら、トレードのタイミングをはかるために、下位足を見ていきます。

5分足です。

高値づかみをしないためには、カウンターラインを引くといいです。カウンターラインを上抜けるまで待つということです。ラインの期間が長くなるほど、そのあとのブレイクは強くなります。AやBですね。やはり、ブレイクする瞬間は短いです。ブレイク後はもみ合い、ある程度もみ合ったらブレイクする。この繰り返しです。カウンターラインが引けるまで待つのも、タイミングをはかるために重要です。