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対ドルでのチャート分析比較

今週は、FOMCがあります。
一つの経済指標が終わると、注目は次の指標へと移っていきますね。ファンダメンタル的には、金融政策が一番マーケットに影響を与えます(教科書的には)。指標が終わって反応がないと次の指標待ち、という状態が続くのは、他に材料がないからかもしれません。FOMCでテーパリングが意識され、ドル買いとなれば、どの通貨ペアが動くでしょうか。

長期目線で見てみます。
週明けは、目先の売買から考えるのではなく、マーケット全体の流れを把握することが大切です。それから時間軸を短くして短期売買を組み立てると、根拠あるトレードができます。

まず、豪ドル/米ドルの日足です。

移動平均線、特に長期(赤色の200EMA)に沿って引くとしっくりきます。高値が重たい印象ですが、安値も切り下げない状態です。ドル買いとなれば、パーフェクトオーダーも解消されてトレンドラインもブレイクでしょうか。0.8000は、歴史的な節目と以前書きましたが、上ヒゲとなって2度目のトライすらありません。

次はポンドドルです。

トレンドラインが長期に沿って引けず、中期に沿う急角度です。ドル買いとなっても、すぐに下降トレンドになるわけではありませんので、乱高下するでしょうか。5営業日前に書いた値幅を伴ったもみ合いが継続か、それとも流れが変わるのか、でしょうか。

次は、ドル円です。

上昇するイメージが無いのですが、チャネルラインの上限まできています。経済指標をこなしながら、高値と安値を切り上げているので、買いが入っているのでしょう。111円越えるとチャネルラインブレイクします。

FOMC後、どの通貨ペアももみ合い継続なら、何も変化は無いのでいいのでしょう。かりにドル買いとなった場合、やりやすい通貨ペアでエントリーすることになるので、今から比較しておきます。トレードするとなると、1分足や15分足などの下位足なので、節目やネックラインをしっかり把握しておきましょう。先週の値動きで、どこで反落・反発し、ブレイクしたのか頭に入れておく必要があります。月曜日は動意が薄く、ノートレのことも多いですが、チャート分析だけはきちんと行ないます。