チャート分析 PR

ドル円のテクニカル

相場は「上げたら下げる」を繰り返しています。
どこで反転し、流れが変わるのかをピンポイントで見つけるのは、至難のわざです。1日の中でも上下動しており、上げ相場も下げ相場も、根こそぎ取るのは簡単ではありません。そこで、上昇のみ、もしくは下落のみ、にフォーカスしています。下げか下げか、どちらかで取れればいいと考えています。

昨日のドル円を見てください。
5分足です。

まず、先週のクローズが安値付近でした。
3月からの上昇トレンドで、最も調整している局面のままクローズしています。そのためか、昨日はアジアから下げ始めました。ロンドンの前半、19時までに190pipsほど下げたので、時間的にも早い下げ方でした。先週の流れを見ていなかったらついていけないスピードです。

テクニカル的には、エリオット波動をイメージできればいいでしょう。
金曜日の安値でいったん反発し、第一波が確定。それから第二波、第三波と続きました。トレードでは、第二波からエントリーできれば良いと思います。9時からの下げでショートできれば素晴らしいですが、第一波から乗るのは難易度が高いです。逆に、第一波が確定した後は、損益率のよいエントリーさえすれば、期待値は高い気がします。もちろん、根拠があれば、190pips下げたうちどこで取るかは自由です。

20時以降は、急反発です。

下降トレンドからの反発は、短期的には逆張りっぽくなるので、上記の短期下降トレンドとは全く違う相場と考えています。下げた後の上げでも取れればいいのですが、上下どちらかが取れればいいのでしょう。

反発は、どこまでいくか分からないので、個人的には利食いの目安がみつけにくいです。どちらにしても、テクニカル的な根拠を見つけたときだけ、損益率のよいトレードをすればいいだけです。シンプルにやりたいと思います。