チャート分析 PR

パリティ価格

今回はデイトレードの考え方についてです。今回紹介する通貨はポンドオージーですが、テクニカル分析はどの通貨も同じですので参考にしてみて下さい。かなり期待値のいい高確率のトレードだと思います。

画像は日足で、1年分のチャートです。
現在は矢印の箇所です。

黄色の水平線は2.0000というパリティ価格の2倍で、とても意識されやすい価格です。パリティとは、等価という意味で、通貨ペアだと1.0000とか100円という価格をいいます。きりの良い価格をパリティ価格と言う場合もあるでしょう。

ここ数年はパリティ価格に近いメジャー通貨ペアが無いので考える事も無いかと思いますが、いずれパリティに近づく通貨ペアが出てきます。今回はポンドオージーで水平線がパリティ価格の2倍である2.0000です。

テクニカル的にも、2.0000を基準にチャートが動いたように感じるくらいにレジスタンスラインとサポートラインになっています。さて、2月19日の日足は矢印の箇所で陽線のローソク足です。

1時間足で詳しく見てみます。

黄色の水平線は2.0000です。ここを下にブレイクしてダブルボトムをつけて、また2.0000を上にブレイクしているのが最初の白丸です。ここがポイントとなりました。そしてトレンドラインも引けるようになりました。

ここで分かる事が、しばらく続いた下落トレンドが2.0000という大きな価格帯を下にブレイクして達成した、という事です。

2.0000を下ブレイクしてトレンドが出るのか、
2.0000を下にブレイクしてトレンドが終わるのか、

このどちらかをよく観察する必要があります。矢印の箇所でロングを入れたのですが、S波動でトレンドラインとサポートラインの強い支えがあり、ここから一時的に上にいく可能性は高いです。また、サポートラインを割れたのに再度入り込んできた時は、上にいく力が強いです。

下にブレイクして2.0000を下抜ける可能性もありますが、そうなったら一回損切りしてまた様子見すればよかっただけです。期待値として利を伸ばせる箇所かどうかです。今回は100pips以上取れました。大きな節目付近では、チャートの形が分かりやすくなるので観察していればとてもチャンスになります。週末は、今週出来た節目を探したりトレード履歴を見返したり、相場が動いていないと意外と冷静に見る事ができると思います。