ラインを引くときは、必ず次の2種類を引くようにしています。
① 横のライン
② 斜めのライン
水平ラインだけ、トレンドラインだけでなく両方引きます。そして、この2つのラインが交差するポイントが、強い節目になります(ラインはいかようにでも引けますから、あくまでも自分がトレード根拠にするためだけの「節目」という意味合いです)。
1年以上の上昇トレンドであるポンド円を見てみます。4時間足です。
斜めのラインをカウンターラインで引きました。同じ角度のカウンターラインは3本あり、現在は③です。水平ラインは、200.00円のネックラインです。横と斜めのラインが交差するポイントが、Aということです。
昨日Aを上抜けました。
これから直近の高値をブレイクしていけば、さらに上でしょうか。少なくとも(チャート的に)下がる場面ではないのでロング目線です。あとは、いつロングするかのタイミングだけです。
ただ、高値無ブレイクしても反転して急落、なんてことはよくあります。上にブレイクしたら、次の市場も同じトレンド方向へ進まないと、強いトレンドにはなりません。たとえば、ロンドンで高値更新し、ニューヨークでさらに上昇すれば値幅が出ますし、強い上昇になるでしょう。しかし、ロンドンで高値更新しても、ニューヨークで高値更新せずに反転する場合も多いです。
そうすると、高値掴みです。
これはデイトレードで最も注意すべき値動きです。これは避けようがないので、トレードでは損益率が重要になってきます。上がるか下がるかの予想確率を上げるのではなく、ポジションを持ったときの損益率を上げる方が大切です。あとは、経済指標の時間帯や内容により、エントリーのタイミングが変わってきますね。指標の前にエントリーしておくのか、後にするか、などです。