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チャート分析|戻り売りの見極め

ドル円は、昨日100pips近く下げて値幅を伴いました。
米中の貿易摩擦など、ファンダメンタルの材料でリスクオフなのでしょうが、売買となると、タイミングはテクニカルが必要です。

ドル円の15分足を見てください。

このチャネルラインで推移してきましたが、チャネルを下抜けました。重要なのは、その後です。今回は、S波動がでていますね。これを発見するのは基本です。ただ、これだけでショートするのは、根拠が少ないです。もっと大きな流れも下へ行きそうなら、根拠が強いものになります。いつも見てるように、上位足をチェックします。

4時間足です。

15分足でS波動がでたポイントが、Aです。
ここは、3本の移動平均線がパーフェクトオーダーになり、ローソク足が25EMAを下抜けてトレンド回帰したポイントです。これは大きいですね。それまでは、200EMAと25EMA・75EMAにはさまれてもみ合うゾーンにいました。

それが、もみ合いを下抜けて、さらにパーフェクトオーダーに回帰です。15分足と4時間足の方向性が一致しました。そうなると、15分足のS波動も意味があるものになります。

ネックラインを15分足で見てください。

移動平均線が収束して水平のポイントは、小さいレンジですね。ローソク足ももみ合っています。この部分と、ネックラインが重なっています。つまり、このもみ合い(四角の箇所)を下抜けたことは、テクニカル的に意味があります。そのあとS波動なので、下落してもいい形ではないでしょうか。

リアルタイムでみているときは、下げるか分かりません。
ただ、「下げるならココから」という形なので、かりに上昇して損切りになったとしても、それは仕方ないと思います。重要なことは、下げる根拠がいくつか重なったら、エントリーするときです。少なくとも、上昇する根拠は見当たらないですね。

単純に、4時間足の戻り売り、という見方もできますね。
4時間足で下げ始めて下降トレンド回帰しはじめた、タイミングをはかるために15分足で分析した、ということです。