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一目均衡表とインジ

トレード歴が長くなるにつれ、期待値の高いところだけポジションを持つのが理想、と昨日書きました。期待値が高い箇所を見極めるには、相応の年数が必要です。最初は無駄と思えるようなところでも、とにかくトレードしてみないと、期待値とは何かがわかりません。

期待値が高い箇所は、往々にしてトレンドで見つけやすいです。ですから、トレンドを見極めることが重要になるのです。しかし、トレンドといっても期間はさまざまです。長いトレンドは、あまり発生することはありません。

ドル円だと去年の上昇トレンドがわかりやすいです。普段は移動平均線で見ていますが、一目均衡表もたまに表示して使います。といっても雲だけにしてしまいますが。次はドル円の日足です。

ローソク足と雲だけ見ていれば、トレンドは明確です。交差している丸印は何もしないとしても、雲の厚みとトレンド方向を見れば流れはわかりますから、その方向へとにかくトレンドフォローをしていれば、戦略は簡単にたてられます。複雑なトレードにならないので、無駄なトレードが減りそうです。トレンドフォローを基本とし、「ここは値幅取れそう」という場面だけエントリーする。それが、期待値の高い箇所です。

一目均衡表でトレンドが発生しているときだけトレードする。これでもいいわけです。

ただ、そのような箇所は頻出しませんから、1か月に数回もしくはゼロということもあるかもしれません。トレードの利益だけで日銭を稼がなければならない状態だと、このような戦略は無理でしょう。トレードに対する考え方の一つではあります。

ところで、JFXのMT4には独自のインジケーターがあります。日足には、JFX-ZigZag_HLとJFX-Synchro_Assetsを入れてみました。

高値と安値のプライスを表示するものと(JFX-ZigZag_HL)、通貨ペアを変更できるものです(JFX-Synchro_Assets)。一目均衡表を出している日足で、他の通貨ペアを見たいとき、左下の通貨ペアをクリックするとその通貨ペアになるので、比較するには便利です。