チャート分析 PR

右肩下がりH&S実践

昨日はヘッド&ショルダーズに触れました。
今日のアジア時間から、短い時間軸で出たので見てみます。

まず、ドル円の5分足です。
左ショルダーは、8:00~10:00のアジア午前です。
仲値まで下げて安値を作り、小さいダブルトップができてアジア午後から下落という流れです。

上げ下げがあると、チャートパターンができます。右ショルダーから下げた時に、もしかしたらヘッド&ショルダーズかも、と意識できればいいのでしょう。右肩上がりではなく、右肩下がりですから、下がる可能性の方が高いと思います。ただ、ネックラインを大きく下抜けるかどうかは、ヘッド&ショルダーズだけでは判断できません。

同じ時間、今日のポンド円5分足を見てみます。

同じくヘッド&ショルダーズを形成し、ネックラインを下抜けてから急落しています。似たようなヘッド&ショルダーズですが、ドル円は下がらずポンド円は下げています。ヘッド&ショルダーズ単体では、確実なトレードはできないということです。

ポンド円は、16:00ちょうどにリターンムーブから急落したので、時間帯的に下げる可能性はあったのかもしれません。いつも書いているように、トレードで大切なことは、損益率です。どんなにチャートパターンを発見しても、損益率が良くないトレードになりそうなら、資産は増えません。エントリーポイントから、損切り幅より、利幅が取れるかどうかを軸にチャート分析するといいです。

チャートパターンを見つけることが大切なのではなく、損益率を上げるためにチャートパターンを見つける。あくまでも手段の一つでしかないと考えています。