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消滅したストップロスが機能

ストップロスの重要性については、4日前に書いています。ストップは、サポートライン/レジスタンスラインとして機能し、ストップが突破された後も隠れたネックラインとして機能することがよくあります。

一昨日のポンド円で、それが見られたので、チェックしておきましょう。
5分足です。

Aが、木曜日の21時頃ですが、ストップが2本ありました。ストップをチェックしていれば、この時のトレードは判断しやすいのではないでしょうか。ストップを下抜けた後、Bまで戻しました。

Aでストップ情報をチェックしていないと、Bのとき、前日までストップがあったことを知らないですね。そうなると、133.20円が重要なラインだと気付かないかもしれません。知っているだけで注意することができるので、やはりストップ情報は重要です。

Bにあたった瞬間にショートするのではなく、Bで反落したときに、「もしかしたらレジスタンスラインとして機能するかも」というひらめきがでればOKです。実際にエントリーするのは、そのあとで良いでしょう。(スキャルピングなら、Bにあたった瞬間に数pips抜いてもいいですが)

※金曜日のユーロドルが、ロンドンフィックスでストップをひっかけました。

ここは、ストップがあったので消滅した後の話では無いですが、ストップ情報の有無で洞察力が変わることは確かでしょう。収支ブログには書いていませんが、ストップを知っていたことで、1.1180まで落ちてくると想定できました。

「ストップをひっかけてその後反転」というのは、ユーロドルではよくあります。ストップまで無理矢理相場を動かし、一気に(資金を)引き上げる短期筋の機関投資家がいます。最近、私も忘れていたのですが、数年前はしょっちゅうありました。

今回がそうだとは限りませんが、ロンドンフィックスに向けてストップめざしているな、という想定ができます。勝手な想像かもしれませんが、ストップ情報は重要なのは確かです。よく分からないけどとりあえず相場が動いたからスキャルピングする、というでは根拠が薄いです。ストップもトレード根拠として活用しましょう。