トレード対象にしている通貨ペアは、メジャー通貨ペア含めて10こあります。
現在、どの通貨ペアもトレンドが発生しておらず、日足レベルで移動平均線がパーフェクトオーダーになっているものはありません。かろうじで、「ポンドオージー」「ポンドニュージー」がパーフェクトオーダーですが、レンジ内での揺り戻しにすぎません。
下記、ポンドオージーの日足です。
2か月弱下げていますが、日足では、決して下降トレンドではないですね。12月から1000pips下げていますから、日足からみて下位足は下降トレンドになりますが。
ドル円にしても、小さな短期トレンドは、レンジとはいえたくさん発生しています。去年までの短期トレンドは、ひとたび発生すると200pipsとか変動するので、それと比べると小さく見えてしまいます。
しかし、100pipsはいかないまでも、1日の値幅は50pips以上は毎日のようにあります。利幅は狭くなりますが、そのような小さな値幅にフォーカスしてトレードするしかないでしょう。
下記は昨日の5分足です。
131.00円がネックラインになっていましたので、Aあたりがポイントではないでしょうか。Aのあと、高値をちょっと上抜けていますが、ここで反落してもいい場面です。レンジですから反落の可能性もありました。しかし、Aで1時間ほど押し目があるのが特徴に見えます。ネックラインを上抜けて押し目を付ける。そうすると、次上昇したときは、ある程度値幅が出るイメージができます。Aという押し目があるからです。また、131.00円を上抜けた後でもあります。
同じ環境は、Bでしょうか(方向は逆です)。
ネックラインを下抜け、1時間ほど戻りを付けています。戻りとはいえ、移動平均線にタッチしてトレンド回帰していますから、移動平均線はトレンド方向へ傾いたままです。移動平均線の下でもみ合っているのがポイントでしょう。Aも移動平均線より上でもみ合っています。
しかし、AやBを1分足だけで見ると、反転したように見えるはずです。時間軸によって受ける印象は違いますから、小さいトレンドでも複数の時間軸はみるべきです。今回は5分足がAやBの押し戻しが発見しやすいと思いますが、何かしらの根拠が見つかればどの時間軸でもいいでしょう。
Aのあと、N波動が出ているのは値動きの基本ですが、値幅が出ていません。
上位足がレンジだからでしょうか。短期トレンドも勢いがないので、数十pipsの小さなトレードを狙う感じでしばらく見ようと思います。
ヘッドラインや通常の範囲内での短期トレンドは、第1波はどうにもなりませんので、押し目と戻りを見てから、次の波でトレードするイメージです。かろうじで乗れる短期トレンドが、ロンドンからニューヨークにかけて1回でもあればいいかなと思っています。他の通貨ペアも同じですから、監視通貨ペアの数だけ少しチャンスが増えると思います。