チャート分析 PR

フラッシュクラッシュの後

今日の7時台にフラッシュクラッシュが起きました。2019年のトレードが始動していなかったので、朝起きてスマホでチャート見て飛び起きました。

今回のフラッシュクラッシュは、要因が明らかではありません。アップル株の売上高下方修正、米政府機関閉鎖の影響などと言われていますが、これだけで起きるものではないでしょう。こうなると、ヘッジファンドの仕掛けが入ったものと思います。年初は機関投資家が血眼になって利益を上げようとするので、相場が薄い時間に、2019年の挨拶がわりといったところでしょうか。

ここ数年で、いくつかのフラッシュクラッシュがありました。

・スイスショック
・チャイナショック
・ブレグジット
・ポンド安フラッシュクラッシュ

フラッシュクラッシュが起こった状況は、それぞれ異なります。今日のフラッシュクラッシュは、下げ相場の始まりになるかもしれません。少し似ていると感じるのは、2015年8月のチャイナショックです。この時は、下げ相場のきっかけになりました。

ドル円の週足を見てください。

Aが2018年8月のチャイナショックです。数分で300pipsほど下げました。

Bが、その後の戻り高値です。Aから700pipsほど上げているのですが、チャイナショック前の高値を超えることができませんでした。ヘッド&ショルダーズでいうと、Aで右肩をガクッと下げていますからね。

Bから下降トレンドで、Cがブレグジットです。
この下降トレンドは、半年続きました。Aがきっかけとなり、Bで終わっています。もし、今日のフラッシュクラッシュが下降トレンドのスタートになれば、値幅出しそうです。ここ2年間はレンジ、その後のトレンドとなると、かなり続くと思います。

今のところ、週足で長い下ヒゲになりそうなので、もみ合いとなるでしょうか。明日は雇用統計です。最近指標で乱高下することがなかったですが、来週からブレグジット問題もあります。