米国、そして英国の金融政策発表が終わりました。
ポンド円は、3日前に触れたときが天井となり、700pipsも下落しています。168.70円のネックラインを上抜けてからロング目線だったので、危なかったです。テクニカルで判断していなかったら、ロングしていたと思います。
下記のように、168.70円ネックラインを今日下抜けたら300pipsも急落していますから、節目はしっかりおさえておくべきですね。
ところで、トレードする通貨ペアは、いくつ見ているでしょうか？
主要な通貨ペア（ドル、円、ポンド、ユーロ、豪ドル）の分類は以下の通りです。
①ドルストレート
②クロス円
③ドルと円以外のクロス
③は何でもいいでしょう。ユーロオージーやユーロポンドなどです。
ドル円とクロス円は馴染みがありますが、③はあまりトレードしないかもしれません。私も、以前は①と②しか見ていませんでした。トレードを始めた頃は、ポンドドルやユーロドルでさえ、抵抗があった記憶があります。ドル円とクロス円だけでした。
しかし、円を除いた通貨ペアも絶対に見た方がいいです。
ポンドドル、ユーロドル、オージードルはもちろん、③のユーロオージー、ポンドオージー、ユーロポンドなどです。そうすると、どの通貨が強く、どれが弱いのかが見えてきます。すぐにトレードで勝てることにはなりませんが、マーケットがどう解釈しているのかを把握することができます。
強い、もしくは弱い通貨ペアは、それなりに理由がありますから、ファンダメンタルを考えることにもつながります。また、過去のネックラインが意識されるなど、様々なことが芋づる式に分析できるようになります。
私は10通貨ペアを対象としていますが、最初はドル円、ユーロ円から入りました。通貨ペアを増やしてから、かなりトレードの幅が広がったと思います。無駄なトレードもしなくなり、チャート分析が無限にできるという楽しさもあります。比較できるのがメリットです。もちろん一つの通貨ペアで、圧倒的に稼ぐトレーダーもいます。それでも、多くの通貨ペアを比較しながら長く続けていく、というスタイルの方がおすすめではあります。一つの通貨ペアだと、FXが「飽きる」という点も忘れてはいけません。
