チャート分析 PR

順張り2パターン

短期トレンドが、1日に何度も発生しています。
どの通貨ペアも動くので、チャンスはたくさんあります。短期売買派に必要な土俵は、短期トレンドです。ただ、毎回トレンドの波は異なります。そのため、トレード方法は、トレンド毎に変わることになります。

順張りの場合は、「移動平均線に戻るか否か」を見ています。
昨日1分足で見てみます。まず、ニューヨーク時間のドル円です。

戻りを付けた時に、移動平均線まで上げています。そのあと下降トレンド回帰しています(ABCDのポイント)。移動平均線に戻り、第二波、第三波と進んでいく。まさに短期トレンドです。ABCDは、5分から10分ほどで値幅は10pips~20pipsです。秒スキャではなく、分単位のスキャルピングなら、利幅が伸ばせるポイントですね。順張りの場合は、逆張りよりも利幅が取れるのが特徴です。同じ5分のホールドでも、逆張りよりも順張りがローソク足が伸びるからです。

ただし、移動平均線まで戻らない短期トレンドもあります。
次のチャートは、昨日のアジア時間です。

Aより前は、移動平均線まで戻ってから下降トレンド回帰しています。しかし、Aでは急落しており、移動平均線まで戻りません。ローソク足1本ずつ安値更新していて、じり下げですね。移動平均線に戻らない場合は、次の足で安値更新していく。かなり強い下げです。移動平均線まで戻るか否かは、終わってみないとわかりません。実際にトレードしていても、何かしらのヒントがないとわかりません。

下記は、昨日のロンドン時間のユーロドルです。

かなりのじり下げです。
一度も移動平均線に戻ることなく、陰線が連続しています。移動平均線まで待っていたらトレードできません。逆に、陰線が続くイメージを持てば、順張りで何度も回転できます。移動平均線まで戻ってから下げるのか、それとも戻らずにじり下げなのか。短期トレンドはこの2種類があります。どちらのパターンになるか、意識的に見るだけでも、一貫性のあるトレードができます。

実戦では、トレンド毎に利益が出せるわけではありません。勝てるトレンド、予想外の値動きをするトレンドなど、様々です。まずは、自分がトレードしやすいポイントを見つけることが大切です。