チャート分析 PR

逆張りにおける節目の重要性

スキャルピングするとき、順張りと逆張りは、分け隔てなく行ないます。
短期トレンドが発生した数十分間でトレードしています。1日中トレードしているのではなく、トレンドが発生したときだけです。一つの通貨ペアで、1日で1回~2回ほど短期トレンドは発生します。エントリーする時は突然やってくるので、手数が増えすぎないよう注意しています。

そして、スキャルピングで気を付けているのは、「逆張りでつかまること」です。

逆張りで損切りをためらうと、そのトレンドで大損する可能性があり、とても危険です。そうならないよう、トレンドが発生したときに、そのトレンドが「どこまで進むのか」イメージしていないとダメです。昨日の豪ドル/米ドルで見てみます。

チャートは1分足です。

長い陰線が出たのは、24時過ぎです。
移動平均線も下向きですし、短期トレンドを疑うべきです。では、長い陰線が出た時に、どこまで進む可能性があるでしょうか。トレンドなら、値幅が出ます。

今回は、サポートラインがありました。これは、上位足で見ればわかります。
4時間足です。

10月は上昇トレンドでしたが、ABの半値がサポートラインになります。1分足のサポートラインと同じものです。フィボナッチだとちょうど50.0%です。

上位足をチェックするのは、1分もかかりませんから、チャートを見ているかどうかです。スキャルピングするときも、短期トレンドがでたら次の節目まで進みますから、それを事前に確認しておかなければなりません。相場は、「節で動き、節で止まる」です。止まる節目を見つけておく、という事です。

止まる節目があれば、そこまで進む可能性がありますから、逆張りで注意することができます。つまり、逆張りで負けなくなります。逆行してすぐに損切りすれば問題ありませんが、何分も含み損を耐えていると、サポートラインまであっという間に持っていかれます。サポートラインの認識がないと、なす術がありません。スキャルピングとはいえ、上位足のサポートとレジスタンスのチェックは絶対に必要です。「この節目まで進むかも」という心の準備があると、逆張りでは相当有利になり、大損しなくなります。順張りでも、その節目を目指して回転売買ができます。

どちらにしても、節目をチェックしておくだけで、スキャルピングはかなり楽なトレードができます。