チャート分析 PR

ドル円もみ合い

本日のドル円は、128円割れで下げ基調です。
しかし、上位足でみるとようやくもみ合いといった場面です。4時間足を見てください。

3月から上げ続け、ようやく深い押し目になるでしょうか。ローソク足が、やっと移動平均線に挟まれました。この2か月は、押し目ができても25EMAと75EMAで反発していたので、ずっとパーフェクトオーダーでした。Cが左ショルダー、現在はDで右ショルダーです。Cと同じ時間だけもみ合いがあると、次のブレイクが捉えやすいでしょう。まだ黄色の四角の途中ですから(D)、もみ合い時間は少ないです。

形は、Aの左ショルダーとBの右ショルダーに似ているでしょうか。現在は、ABの大きいバージョンです。Bのあとは、パーフェクトオーダー回帰してトレンド継続しています。Dもその可能性はあるので、もみ合いのあとの流れはチャンスになるかもしれません。

天井をつけるときは、ダブルトップやヘッド&ショルダーズなどのチャートパターンができます。日々の上下動ばかり見ていると見落としてしまいますが、変な動きをしている中でも、「高値」と「安値」は必ず形成されますので、何かしらチャートパターンはできます。それを見逃さないようにしています。今回は、131円を高値とするダブルトップをつけてから、ネックラインをつくって下ブレイクして2倍の値幅。後付けでは完全なチャートパターンです。

しかし、渦中は何とも難しく感じます。分析しやすい通貨ペア絞り、かつ自信が持てる場面だけでトレードすることが大切です。

9:40時点のドル円は、15分足でY波動がでています。Y波動は迷いですから、もみ合いと言えるでしょう。

128.00円で急反発していますね。下側のサポートラインはここで、上は129.30円あたりでしょう。レンジ幅が広いので、動き出すとトレンドに感じてしまいますが、大局を見るようにしましょう。レンジの中で連敗するのは最悪のトレードです。ポジション取りたくて焦っているのは自分だけで、相場は単なるレンジ内。こういう負けには注意です。