チャート分析 PR

ドル円グランビルの法則

チャート分析では、値動きの基本としてグランビルの法則があります(下記画像)。
詳しい説明は割愛しますが、トレンドが発生したときに、トレンドの始めから終わりまで8つのエントリーポイントを示唆しています。

移動平均線は長期(ここでは200を使用)なので、遅効性はあります。普段からグランビルの法則を意識しながらトレードする方はいないと思いますが、トレンドが出ると、なぜかこの通りになりやすいと個人的には考えています。なので、今がどの部分にあるのかを考えるようはしています。

ドル円の4時間足を見てみましょう。

ちょっとした違いはあるにしても、グランビルの法則とおりになっているようには見えます。4時間足で完成していますので、下位足ではどこかで完成済みということになります。あとは、上位足になる日足がどんなチャートか、でしょう。

下記が日足です。
グランビルの法則だと、上昇トレンドが終って下落する局面です。このあとは、法則とおりだと多少上がってから下落するのでしょうか。ただ、日足だとブレが大きいのでどうなるかは全くわかりません。

どちらにしても、右ショルダー待ちにはなるでしょう。来週のFOMCしだいかとは思いますが、気付くと法則通りになるがテクニカル分析です。テクニカルは後付けでしかありませんが、個人的には気にしておきたいと思います。

こういう長い時間軸を見ながら、1分足でスキャルピングをするので、なんだか一貫性がないように感じてしまいます。目先の数十秒の利益を狙うのに、何か月単位の流れを見る。意味がないようですが、全体像を見ないままスキャルピングするのはもってのほかです。大きな流れとして、今どっちに進もうとしているのかを考えたうえでトレードします。

エントリーからイグジットの時間が短いだけで、順張り方向へ回転させますから、1時間ホールドするデイトレードが、30回のスキャルピングになるだけでしょう。確実に利益を確保し、チャートを見ていない時の変動リスクをゼロにします。

もちろんポジションホールド時間の長い、短いは、メリットとデメリットがあります。メンタルに影響がない手法はトレーダーごとに違いますから、好きなやり方、好きな時間軸でトレードしてください。