ウクライナの原発が砲撃を受けたとの事で、9時すぎから相場が動きました。ちょうどチャートを見ていたのでトレードしました。急騰でも急落でも、いきなり動くと焦るものです。よく観察しているのは、第一波からの「戻り」があるのか、そして、戻りをつけてから「第二波」が出るのかどうかです。
今日の下落は、比較的チャートがきれいでした。
下記は、ユーロ円の1分足です。
ABCDと、カウンタートレンドラインが引けます。戻りをつけたとき、必ずもみ合いから下へ抜けますが、そのときにカウンタートレンドラインが引けると、スーッと安値更新して下落する動きをすることがあります。第一波はどこまで落ちるか予測不能ですが、Aで戻りをつけてから第二波が出ると、そのトレンドの波が分かります。今回はDまで第四波がでました。第二波で終わることもあれば、今回のように第四波まで出ることもあり、こればかりはどこまで下げるか分かりません。
ただ、N波動を描きながら進んでいるトレンドは、トレードのチャンスです。スキャルピングなら、この短期トレンドだけで利益を上げることができます。特に、順張りだとエントリーしやすいです。カウンタートレンドラインを下抜けたら、ショートするだけです。
チャートを拡大したのが、下記です。
※ABCは同じ箇所
長い陰線がでていますね。
カウンタートレンドラインを下抜けると、長い陰線が出るかも、というイメージができます。カウンタートレンドラインが引けるということは、きれいな戻りをつけているからです。引けないと、上がるか下がるか、どう乱高下するのかわからず、往復びんたになることが多いです。
結局のところ、波がきれいなときは勝てるし、波が読めないときは負けている。
わたしは、こういう時がほとんどです。短期トレンドがでたら、どんな押し目や戻りをつけるのか、よく観察してみてください。このあと雇用統計があります。地政学リスクであれ、経済指標であれ、見方は同じです。
