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ドル円の環境をチェック

今週は、ほどよいボラティリティがあります。ドル円は下降トレンドで、戻りを付けながら上下動しています。ボラティリティがあるので、チャートの形も綺麗です。レンジだと、上下動は取り留めのない動きですが、トレンド相場だと、上げても下げても意味のある動きになります。

ドル円の日足をチェックしておきましょう。

106.00円を下抜け、反発しませんでした。よって、ドル円の土俵が一段下がりました。これで、104.50円~106.00円のボックス圏でもみ合うことになるでしょう。104.50円は、強烈なサポートラインです。

4時間足を見てください。

パーフェクトオーダーで、25EMAは既に106.00円を割り込みました。15分足ではどうでしょうか。下記です。

104.50円~106.00円が、ちょうど2つに分けられます。現在は下段ですが、上段へ上げても、あくまでも上位足は下降トレンドです。上段は、絶好の戻りポイントになりそうです。

今日のロンドンタイムも安値更新しましたが、ここまで落ちてくると、104.50円を何度かトライし、ダメなら106.00円まで戻す。というイメージです。久しぶりのトレンドなので、投機筋もなんどか104.50円は狙ってくるでしょう。

しかし、イメージ通りにいかないのが相場です。むしろ、個人の相場観は当たることの方が少ないでしょう。ただ、どう動こうが、トレードで勝てれば問題ありません。そのためには、ラインを引いてエントリーポイントをあぶりだすことです。イメージと異なればトレードしない、イメージ通りならポジションを取るだけです。トレンドが出ると、ラインが引きやすくなります(チャートの山と谷が顕著になるので)。3か月ぶりに方向性が出始めたので、4月~先週までの相場よりも、ラインが引きやすいのでやりやすくなると思います。どちらにしても、しばらくは集中して取り組み、経験値にしておきたい相場です。