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アウトラインの反転

ラインを活用するときは、2本のラインを組み合わせると、ラインの効き方が急激に上がります。ライン1本、たとえばトレンドラインだけ、水平ラインだけだと、機能しているのかどうかわからないものです。組み合わせは、次の2本が基本です。

① 斜めのライン
② 水平のライン

直近の相場で見てみましょう。
ポンド円の4時間足です。

Aが、2本のラインが交わるポイントです。
①斜めのラインが、アウトライン。
②水平ラインが、ネックラインです。

②のネックラインは、日足で見るとわかります。

日足レベルで、大きなダブルトップになっています。そのネックラインが、Aです。もちろんネックラインだけでも根拠はありますが、一つのラインだと、いかようにでも引けます。さらに、5分足で見てみましょう。

斜めと水平のラインが交わっていますが、上位足を見ていないと、強いサポートになることはわかりません。4時間足や日足までしっかりとチェックしているからこそ、5分足でわかります。5分足は、交差していないので、わかるはずがないですね。このあたりがサポート帯になる、という分析をしておかなければなりません。ただ、今回のようにAでわずかな狂いもなくピッタリ反発するのは珍しいと思います。

水平ラインの手前で反発するか、一度水平ラインを下抜けてから爆上げするなど、です。今日のブログで書きましたが、オージードルがその例です。詳しくは割愛しますが、実例でたくさんトレードし、慣れるしかありません。1本だけではなく、2本を組み合わせると、根拠がつよくなることは確かです。ラインをひくとき、そして実際にトレードするときは、2本のラインが交差しているかどうかをチェックすると、無駄なトレードも減ります。