ユーロドルが、2021年1月8日以来の高値をついてきました。ロンドン時間になって上昇していますが、上値はストップロスオーダーが多く、急騰するわけでもなくじりじり上げています。
どういう場面か、日足でチェックしてみます。
18:30時点のチャートです。
移動平均線は3本ともパーフェクトオーダーですから、上昇トレンドのまま1.2240のネックラインを上抜けた状態です。大局は、1年継続している上昇トレンドですから、これから上昇に勢いがつくかどうかがポイントでしょう。大きな流れは、「上」です。ですから、現時点で「ショートする」選択肢はありません。
数時間後には急落しているかもしれませんし、今日の日足は陰線になってダマシになる可能性もあります。ただ、現時点では、ニューヨークまでに急落を見越してショートすることはありません。
重要なことは、強いネックライン(1.2240)にきたときに、チャートパターンを待つことです。5分足で見てみましょう。
ストップロスが1.2240~1.2260までタイトに設定されていますので、帯として見るといいです。まだブレイクしたとはいえませんから、ダブルトップかヘッド&ショルダーズか、ボックスか分かりませんが、チャートパターンを待ちます。
また、損益率が良くなるトレードを心がけます。損切り幅よりも、利食い幅を大きくすることです。このような節目では、ブレイクならブレイク、反落ならいったん深押しするので、方向性が決まると値幅が出ます。値幅が出るポイントだと、損益率が良くなります。
チャートを開くと、ロングかショートかしたくなりますが、エントリーはチャートパターンの形成を待ってからがおすすめです。そうすると天底は取れなくなりますが、大きな損失もなくなるのがメリットです。ニューヨークにはどちらか方向性が決まりそうですね。スキャルかデイトレかでエントリーしたいチャートです。短期売買なので、明日以降はどうなるか考えていません。あくまでも、数時間単位のことしか考えていません。待っている間は、他の通貨ペアを分析してトレード機会を増やします。