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1分足で負けるときの相場

昨日はCPIでしたが、あまり動きませんでした。
経済指標で強烈なトレンドが発生する時期は、終わったのでしょうか。このあとECBがあります。米国で動かないなら他国で反応してほしいですが、だからといって勝てるわけではありません。

昨日のCPIで再認識したことがあり、それは「経済指標後にレンジだとほぼ負けている」、という事実です。昨日のCPIを見て下さい。発表から1時間で、たった30pipsの上下幅でレンジでした。Aで下抜けていれば、少しは下降トレンドが出たかもしれません。

重要指標では、どうしても乱高下を期待してしまうので、手数が増える傾向にあります。しかし、トレンドを想定してエントリーするので順張りで連敗します。逆張りだとレンジで利食いできるものの、微益にとまります。ただ、順張りは損が大きめでトータルだと損大利小になるので、レンジ相場の経済指標を何回かこなすと、必ず損が出ているということです。

これが私の負けパターンであり、直さなければなりません。
経済指標後にトレンドが出ないと、勝てないのです。

直近の経済指標は、少しではあるものの発表直後にトレンドが発生しています。

①9/1 先週のISM
②9/6 先々週の雇用統計

FXで利益を上げるために必要なものは、「ボラティリティとトレンド」なのでしょう。これらがあって初めて期待値が高いトレードができる気がします。それでも勝てるわけではありません。せめて、ボラティリティとトレンドという土俵に上がれたときにだけ、トレードしたいと思います。

しかし、ボラティリティとトレンドがあるかどうか、これから発生するかどうかの見極めは絶対にできません。ある程度発生していれば、しばらく続くかもしれないと予想できます。ですから、発生したと分かるまでエントリーしない、という待ちが正解なのでしょう。負けパターンを自分で認識しておくことも大切です。