ダブルボトムやダブルトップは、トレンドの天底で使うより、押し目や戻りで使う方が信頼度は高いです。逆張りではなく、トレンドフォローで使うということです。3日前ユーロオージーにトレンドが発生していると書きました。
あれからどうなったか、見てみましょう。
4時間足です。
この2日間で下げていたのですが、今日は反発しています。Aの箇所です。大きなネックラインがあり、ここで反発しています。この反発を、下位足の30分足でチェックしてみましょう。
ネックラインを下抜けたように見えますが、ちょうどダブルボトムのネックラインを挟んだ状態です。ダブルボトムは、同じ市場で判断するのではなく、違う市場で形成されると信頼度は高いです。今日のアジアとロンドンで2回安値をつけ、ダブルボトムになりました。つまり、上昇トレンドの最中で作られたダブルボトムです。さらに、ネックラインを挟んでいますので、上昇する想定ができます。ただ、週末でクローズを迎えようとしており、今からロングを推奨するわけではありません。週明け、上げ始めればトレンド回帰と考えて良いでしょう（そのまま上げ続けるかは分かりませんが）。
このように、ダブルボトムは逆張りで使うのではなく、上昇トレンドなら押し目として、トレンドフォローとして使うと期待値は高いです。反発するポイントを探る判断材料の一つです。
