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ドル円|心地よい108円台

このあと、FOMCがあります。
最近のアメリカの経済指標は、相場への影響力が無くなっていました。しかし、今回は注目度が高いのではないでしょうか。価格は次回FOMCの利下げまで織り込んでいますが、今回パウエル議長が何をいうか注目でしょう。

現在のドル円は、108円台で膠着しています。
108円台を上抜けるか、下抜けるか大きなポイントです。
週足を見てください。

2014年10月に108円台でもみ合い、4年半以上も、この108円台が心地よいネックラインになっていることが分かります。本来、各国の金融政策は、為替市場へ極めて大きな影響があります。ここにきてアメリカの利下げがでてきたので、注目されれば長期トレンドを形成する材料には成りえます。

日足を見てください。

今年の1月2日、フラッシュクラッシュ後のもみ合いも108円台です。現在、似たような環境にあることが分かりますね。108円台をどちらに抜けるか、意味がある形です。

1月2日のフラッシュクラッシュでは、いよいよ暴落相場がくると思った方も多いでしょう。戻り売りをして痛い目を見たトレーダーも多かったはずです。しかし、何事もなかったのように、全戻しとなりました。相場の難しさを感じた方もいたのではないでしょうか。

現在の108円台も、いずれどちらかに抜けてきます。しかし、どう抜けてくるのか、未知数です。チャートの環境では、下にブレイクすると下降トレンド回帰になります。109.00円より上は、レジスタンスラインが多数あります。それを踏まえて、今後の流れに乗っていくつもりです。まず、このあとのFOMCです。大局と環境は把握しておきましょう。