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ヘッドを出すライン

英国では、EU離脱を撤回する署名が200万をこえたとのヘッドラインがでています。議会は、10万をこえた署名は討論することになっていますので、離脱なし、という選択肢もでてきました。

さて、ドル円は引いていたラインでいったん反発しています。

下げたら戻しをつけるのが普通の動きですが、下げトレンドから反発するまでに数時間かかるので、ヘッドラインに敏感な今はロングは躊躇します。昨日までと同じように、下目線です。

ポンド円の4時間足も見てください。

ドル円と同じように、Aで反発しています。
200EMAと並行しているので、上昇トレンドラインはしばらく機能するでしょう。上側は、下降トレンドラインを引いていますが、ポイントはヘッドを出していることです。

高値を結ぶだけがトレンドラインではありません。
ヘッド&ショルダーズのショルダーのように、ラインを取ります。1時間足で見ると分かりやすいです。

斜めにショルダーラインを引くイメージです。

ラインは、高値どうし、安値どうしだけではなく、ヘッドを出してショルダーのラインも引けるようにしましょう。上側にヘッドが出ると、Aのように下側もヘッドを出す(ラインからはみ出る)想定もしておきます。

ラインの引き方と捉え方、ということになります。ラインの引き方の引き出しは多い方がいいです。

※これを書いている今、ドイツの経済指標が過去無い位に悪い数字が出ています。主要通貨全てに影響していますね。ちょっと異常かもしれません。