雇用統計の予想は-800万。ところが、結果はマイナスどころか+250万人と予想との乖離が大きく、ポジティブサプライズになりました。結果が出た時、ヘッドラインの間違いだと思い、違うヘッドラインを何度も見てしまいました。どのヘッドラインも+250万人だったので、驚きです。
これで、ドル円は上げる根拠がさらに強くなりました。今週は、火曜日に108.00円をブレイクして大きな上昇トレンドでした。来週も継続でしょうか。ただ、長期的にはまだレンジ内にいます。
週足を見てください。
三角持ち合いが顕著です。
チャート右側にある、赤い縦ラインは2020年7月26日です。
このラインは、2019年7月24日の記事と同じです。あれから11ヶ月経過していますが、三角もち合いはキープしていますね。11か月前は、東京オリンピックが2020年7月からスタートする予定だったので、オリンピックまで持ち合う想定ができました。結果的にそうなっているだけですが、ラインを引いて大局を把握しておくことが重要です。
強烈なレジスタンスラインは、112.00円。ここを上抜けると、三角もち合いも完全にブレイクします。短期的には、112.00円まで上げるかもしれませんね。現値が109.60円付近なのであと250pipsです。今週の高値と安値の値幅は、全く同じ250pips。雇用統計で米株が急騰したので、日本株も上昇が続けば、来週1週間で250pips上昇もあり得ますね。
ドル円だけでなく、他の通貨ペアもかなり動いています。どんな手法でも、来週以降チャンスは多くありそうです。コロナショックの渦中とは違った相場なので、経験値になるようトレード時間を取るようにしたいと思っています。
土日は、1週間の相場を振り返ることや、中長期トレンドの再確認、ラインを引いて値幅を取るなど、1時間~2時間くらいはチャート分析する習慣をぜひつけてください。