チャート分析 PR

右ショルダーと節目

ドル円の上昇は一服したように感じます。
感覚的なものではなく、右ショルダー形成の段階まできたからです。4時間足を見てください。

121.10円がネックラインになっています。これから右ショルダーを形成するために、上下に乱高下するでしょう。

普段は、トレード中は1分足や5分足ばかり見ていますが、常にこの4時間足を頭の片隅に置きながら取り組みます。数時間の短期トレンドで100pipsとか出るので、ポジションの時間軸をしっかり持ちましょう。秒スキャでトレードするのか、それとも10分間はホールドするのか。それとも、一つの市場をまたぐために6時間はホールドするのか。エントリーからイグジットまでの時間を明確に決めることでしょうか。これがブレると、相当振り回されることになります。

上がるイメージ、下げるイメージをして、その通りになっている間はホールドする、異なれば損切りする、というプロセスをもつことが大切です。上がってるから買う、下がり過ぎっぽいから買う、このような行き当たりばったりのトレードだと、うまくいくはずありません。ボラティリティがある相場こそ、テクニカルで判断しましょう。

では、未来のプロセスをイメージするためには、何が必要でしょうか?
好みのインジケーターやチャートツールを使うのは当然ですが、ネックラインを見つけるのが一番シンプルです。16:25時点の5分足を見てみると、ネックラインが明らかです。

ネックラインは、プライスが反応している箇所に横か斜めのラインを引くだけです。直近の相場で反応していれば、この先も反応する可能性が高いです。イメージするためには節目を見つける、ということになるでしょう。エントリーする前に必要なことは、節目がどこにあるか把握することです。