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雇用統計を前に下値警戒

今日は、あさっての雇用統計に先立ってADP雇用統計があります。予想は-2,100万人と驚異的な数字です。相場は織り込んでいるでしょうが、見たことも無い数字なので、指標時のイメージがわかないのが正直なところです。

ただ、指標で何かしらの反応はあるでしょうし、雇用統計後のトレンドには注目しています。先月は、雇用統計が節目となり、今日まで下降トレンドが継続しています。

4時間足を見てください。

雇用統計からネックラインが形成され、ネックラインを下抜けた後は、ゆるやかな下降トレンドですね。指標がきっかけになっているので、やはり雇用統計は重要といえます。あさっては、この勢いが加速するのかどうか、焦点でしょう。

1時間足で見ても、今日も安値更新しています。

今週は、ドル円以外のドルストレートも弱く、クロス円もじりじり下げています。きっかけがあれば、相場全体が急落するのではないかと思って見ています。

ポンド円の4時間足です。
ネックラインがあるので、下げ止まるのは、ここが踏ん張りところでしょうか。

ユーロ円の週足です。

115.50円はすでに下抜け、いつストンと落ちてもいい場面です。どの通貨ペアも、今日と明日、下落をたえて少しでも反発すれば、あさっての雇用統計で上げる可能性もあります。どちらにしても、今月の相場は、雇用統計後の来週からが本番になるでしょう(今日か明日に急落がなければ)。その心づもりです。