2月は2週間でUSD/JPYが1,000pips以上下落しましたが、1分足でどんな下げだったのか振り返ってみます。数日経過すると忘れてしまうのが相場ですので、記憶に残しておきましょう。
1年前のEUR/USDとか覚えていますか?1分足だと忘れてしまうと思います。大相場がきたらチャートを残し、どこで勝ってどこで負けたかを記録しておく事をお勧めします。まず日銀のマイナス金利導入が1月29日でした。
ドル円1分足です。
黄色い丸の箇所まで下げています。追加緩和でここまで下げる事にチャート的に違和感を感じました。
この丸の箇所以降、この日は順張りロングはできませんでした。スキャルピングは、最初の丸の箇所で200枚以上張って一気に取れた相場でした。暴落相場が始まったのは、この日のNY時間です。
第五ゾーンまで到達する相場が始まりました。最初はタイミングが合わず、なかなか利益が伸びませんでした。なぜなら、たとえ第五ゾーンにきてもじりじりと下げるからです。そして損切りしてから上げていくパターンです。途中で再エントリーするものの、ロスカット分がありますので爆益にならなかったです。
2月に入ってからも、エントリーしたローソク足が底値になることなく、苦戦気味です。次のチャートは2月1日ですが、ロングで底値を掴むのは難しい印象でした。
翌日も同じで、ボラティリティが高いので第一ゾーンはエントリースルーしていて、第二ゾーンあたりからエントリーをするとじり安です。
逆行したら、とりあえず損切りします。これは徹底しました。じり安はいつ反転するか分かりません。第一ゾーンでエントリーしておけば、細かく取れたのでしょうが結果論です。
さて、翌日の2月3日から暴落のスイッチが入りました。3日のチャートを見ると分かりやすいです。いよいよ負けます。前兆はあるものですね。
チャートだけ見ると、とてもチャンスに見えますね。第五ゾーン抜けでロングしておけばかなりの利益が出たと思います。しかし、このチャートの部分では私はマイナスでした。一発で-30万とかやっています。
じり安を恐れて損切りし、損切りした次のローソク足で躊躇してロングできていません。本当にもったいないです。相場のせいで寝付けなかったのは久しぶりです。2月に入ってから3日間、かみ合わずに損益はマイナスです。なぜ勝てないか考えましたが、原因はわずか数pipsのブレで損切りしているからです。ロングして数分後には上げているのに、上げる前に損切りするからです。
10pips以上逆行したらさすがに損切りしますが、第五ゾーンあたりまでくるとブレが大きくなりますので数pipsのダマシはあります。値幅が大きくなる程ブレは大きくなります。ただし、利食い幅もとにかく伸ばさないといけません。
難しい事はありません、基本に帰るだけです。基本ができていないと思いました。第二ゾーンと第五ゾーンで、同じトレードをやっていました。これでは勝てないです。