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ECB会見のチャート分析

昨日はECB総裁の発言があり、トレードされた方も多いと思います。どのようなチャートになったのか、ユーロドルで見てみましょう。

1分足です。

21:30から会見が始まり、22:00過ぎまではトレンドが出ずにあまり動かなかったです。逆に、21:30~22:00の間に強いレジスタンスラインを形成していました。3回もぴったりと止まっていたラインがあり、22:10にブレイクして突破、ここは順張りのチャンスと、第五ゾーンまでいきましたのでドテンの逆張りも狙えます。その後はサポートラインがレジスタンスラインになり、23:35にラインを下にブレイクしていますね。

このライン、22:10に上にブレイクした3本後の安値になっていることも注目です。(第五ゾーンまで伸びた3本後です)ここはロングホルダーの耐え時で、ここから上にトレンドが続きましたが、23:35に建値まで戻る事になります。そうすると投売りが出る→下に急落、という流れになります。レジスタンスラインがサポートになった時は(その逆も)、全戻しとか昨日のような相場になりやすい事も相場の特徴に感じます。

フタを閉めるような形として見ていて、ロングホルダーとショートホルダーもしくは新規の売買が交錯するポイントは抜けたほうへトレンドが加速する事です。昨日の相場はラインもよく効いていますし、チャートを少しでも見ていればトレードが楽になると思います。

チャート分析が全てではありませんが、最低限理解しておきたい項目です。要人発言中の相場である事は確かなので、ロットは落としてトレードしました。会見開始後、30分以上も上下に動かなかったので、今日はあまり動かないかもしれない、逆に動くとしたら、上下どちらかに強烈に1~2分でブレイクして、その初動をみようという戦略でした。

発言でブレイクするのか(ファンダメンタルズ)、テクニカル的な要因でブレイクするのか、22:10はどちらかというとテクニカル的でした。テクニカルの場合は、このまま上げ続ける事は考えにくかったですね。(とは言え発言中なのでロットは落としました)

ファンダメンタルズオンリーの場合は、ここから100pips上昇とか考えられます。