チャート分析 PR

ポンド円上昇のテクニカル根拠

昨日も、これまでのファンダメンタルリスクが和らいでいます。
米中貿易協議の再開、香港の条例撤回、英国の合意なき離脱リスク低下が主だった点でしょうか。

トレードでは、ポンド円が前日と同じような流れになりました。ロングできる相場でしたが、その根拠を見てください。

まず、15分足です。

昨日のポイントはBです。

Bに差し掛かったのは、17時から18時ころです。ココで、上か下かの見極めができるか、重要です。

Bは、130.70円付近のネックラインです。
ここを5分足で見てみます。

5分足のAが、15分足のBと同じポイントです(ややこしくてすみません)。

5分足のAにくるまで、しっかり押し目をつけていますね。押し目をつけてネックラインを上抜けているので、「もしかしたら上?」という想定が必要です。押し目をつけた、つまり安値を切り下げたのでもう上がらない、という見方もできます。では、どちらの根拠が強いのか、ということですね。

1分足で見てみましょう。

押し目をつけて130.70円を上抜けた後は、何度かサポートされています。また、この時に、1日の値幅が出ていませんでした。オセアニアからロンドン前半まで70pipsなので、1日の高値と安値としては少ないです。では、ロンドンからニューヨーク前半にかけて、上下のどちらに値幅出してくる可能性が高いかと考えると、上でしょう。

一番の根拠は、1時間足で分かると思います。

130.70円は、強いレジスタンスラインでした。
ココでの攻防でしたね。

ひとつの時間軸では分からないので、上位足から下位足までしっかり監視することが重要です。