ドル円は、105.50円をいったん下抜けました。
これはよく調べ切れていないのですが、105.50円には、GPIFなどの公的機関の買い観測(買い意欲?)があるようです。かりにそうだったとしても、意図は分かりません。
介入は無いでしょうが、円高を阻止するための買いだとしたら、今の価格水準で行なうものか、疑問が残ります。週足を見てください。
※赤い縦線は、2015年12月からのFOMCです。
週足レベルでは、まだ、もち合いは下抜けていません。
ここ10日くらいで下げていますが、たった10日程度なので、あくまでも短期の下降トレンドでしょう。今は、中長期トレンドではありません。中長期トレンドとなると、105.00円の下にある、104.50円を明確にブレイクする必要があります。あと100pipsですね。
10日程度下げただけで、公的機関が買い支えするとは思えません(間違っていたらすみません)。もし買い支えるなら、一度下にブレイクさせ、下ヒゲか下ヘッドをつくり、それから買うのではないかと思います。105.50円の買い観測がどうであっても、来週以降、反発もあるかもしれませんが。
実際のところは分かりませんが、あまり気にしなくていいレベルでしょうか。テクニカルでトレードしていれば問題なさそうです。数十pipsの急騰はあるかもしれませんが、これはトランプ大統領のツイートと同じ要領です。