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ネックライン違う引き方

ドル円は、引き続きニューヨークタイムに下落しています。ロンドンタイムで安値更新のときもありますが、ロンドンで下げるとニューヨークも下げる流れです。少なくとも、アジアタイムでは下げないですね。これが分かっているだけでも、トレードがかなり楽になると思います。

ドル円の15分足を見てください。

※丸印のAB(チャネルライン右はじ)は同じ値幅です。

チャネルラインをひくとき、高値と安値を起点に引くのが基本です。高値Aと安値Bです。ただ、この引き方が全てではありません。これだと、Cあたりでどうトレードすべきか、迷ってしまいます。こういうときは、引き方を変えてみます。たとえば、ネックラインを真ん中から引くと、次のようになります。

高値と安値を起点にするのではなく、トレンドの真ん中の節目を起点にします。そして、高値と安値に合わせます。丸印のABは同じ値幅です。最初の引いたチャネルラインと、角度がちょっとかわっただけです。それでも、見え方が変わるのではないでしょうか。

トレードするポイントを考えてみます。
移動平均線は3本とも下向きなので、エントリーするとしたら「売り」です。そして、パーフェクトオーダーになって、ネックラインがあることです。そうすると、直近ではCやDあたりでショートできます。

個人的には、Cの難易度は低く、Dの難易度が高いです。
Cは、もみ合いからじりじり下げ、パーフェクトオーダーがでてドカッと下落しているので、このドカッと下げるポイントに乗れました。

Dは、シグナル前に急落して安値ついて、すぐに戻すという動きをしています(短期的なV波動)。これが底値圏を形成する可能性を作りました。また、時間帯です。12時から14時までだらだら下げ、しかもパーフェクトオーダーできあがったのですが、ロンドンタイムまでもう少し待ってみようか、という間に下げました。この下げで取れれば、かなり良い判断をされていると思います。結果的には、15時~18時に安値更新しました。(入り損ねた感があったので見ているだけでした)

CDどちらも、だらだらと下げてパーフェクトオーダーを作っているのがポイントでしょうか。デイトレードは、エントリーするまで時間があるので、準備しやすいですね。トレードできる時間に、チャンスがくれば入れば良いと思います。