今回は「カウンタートレンドライン」についてです。特に意識する事は少ないラインかもしれませんが、アウトラインと同様に重要です。
大きなトレンドラインがあり、カウンタートレンドラインがいくつもあります。逆張りをカウンタートレンドと言いましたね。トレンドラインに対して、逆張りラインという事です。トレンドとは、上昇トレンドなら必ず押し目をつけて段階に分けて上昇していきます。
下落相場なら、戻しをつけながら一時的に上昇してまた下げていきます。段階をつける(=押し目や戻しを作る)時にカウンタートレンドラインが引けます。これは、必ず形成されます。
カウンタートレンドラインが引けたら、そこをブレイクするとまた値が伸びますのでチャンスです。カウンタートレンドが引けると、三角もち合いにもなりますね。真横に引く水平線や、斜めに引くトレンドライン・カウンタートレンドラインがサポートやレジスタンスになって価格が跳ね返ったりブレイクしたりします。
ところで、15分足や1時間足で説明されてもなかなか時間軸が長すぎて取り組めない、という方は多いでしょうか。このチャート分析は、スキャルやデイトレード関係なく1分足でも使って下さい。例えば、6時間分位の1分足を縮小して表示し、分析するのもいいと思います。どの時間軸でも使えますので、好きな時間軸で取り組んでみて下さい。
カウンタートレンドラインは、大きなトレンドが発生している最中は同じ角度で移動すると利く事が多いです。チャートは全て同じ角度です。トレンドが継続するとは、ラインの角度や値幅も継続するという事になります。