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チャート分析|ドル売り

FOMCで、次の2点が明らかになり、ドル円売りが加速しています。

・年内利上げ無し
・バランスシート縮小を9月で終了

どちらも、マーケットの予想よりも弱い内容です。
4時間足を見てください。

昨日引いていた上昇トレンドラインは、1本目は下抜けています。下抜けたことで、水平のネックラインができました。今後の抵抗帯はこのネックラインになるでしょう。価格は111.20円付近です。

上には111.00円~111.30にニューヨークカットオプションが大きめにあるのと、下は110.50円にストップロスがあります。111.30円オプションカットオフは来週の火曜日23時です。オプションの量も時間も変わるかもしれませんが、ネックラインとオプションという強い抵抗帯もできたので、FOMCが終わって下目線になったことは確かです。

そして、ドル売りなので、オージードル上昇、ユーロドル上昇しています。ポンドドルも上昇するはずですが、ポンドも売り材料がでているので、ポンドドルは上昇していません。

ブレグジットは、次の3つが買い材料でした。

1.離脱期限の延長か、
2.離脱案に採決か、
3.否決でも国民再投票後で残留

しかし、メイ首相の交渉はうまくいっていません。合意なき離脱の可能性が高まっています。ドル売り、ポンド売りだとポンド円が大きく下がります。昨日は200pips下げましたが、戻りがあるとしたら半戻しになる100pipsくらいでしょうか。

1時間足を見てください。

昨日の下げ幅のちょうど半分の戻りが、ネックラインと同じ価格で、147.00円です。ドル円と同じように、上側に強い抵抗帯があります。こういう節目ができたら時間軸を変えて分析し、デイトレードの場合は15分足でエントリーしています。