チャート分析 PR

下落後の戻りの付け方

先週金曜日のドル買い、円買いには驚きました。投機筋の円売りポジションがたまっているので、今回のような下落はまたくるかもしれません。注意しておきます。どんなにボラティリティが高くても、毎日動いていれば、誰でも慣れるものです。しかし、突然やってくるので、毎日、意識を相場に向けておく、ことが必要ですね。

突然動いたときは、スキャルピングをすることが多いです。注意していることは、大損しないことです。損切りをためらうと、1分もしないうちに含み損が拡大するので、チャンスとはいえ気を付けています。変なところでエントリーしなければいいので、そのために、「戻りの付け方」を見ています。

ポンド円の1分足を見てください。
金曜日は18時頃から下落しました。

戻った時に、空間がしっかりあるかどうかです。Aでは、空間がありますから、戻りをきれいにつけていると言えます。戻りがきれいだと、「第二波がでる」ことになります。下落するということです。実際に、下落しています。しかし、Bでは空間が無く、戻ったのか下落途中なのかわかりません。こういう場面では、ロングもショートもいつも迷います。このときはチャート見ていませんでしたが、難しかったポイントと思います。

Cでは空間がありますから、戻りがきれいです。そのあと、下げていますね。

では、ドル円も見てみます。

いきなり落ちていますから、戦略がないと振り回さそうなローソク足です。ショート目線の戦略を持っていれば、長いローソク足が出てショートできます。事前準備しだい、になりそうです。

さて、下落したあとは、空間があります。きれいな戻りを付けているので、第二波、第三波と出ています。大損しないためには、空間を見て、第二波や第三波のではじめで、絶対に逆張りをしないことです。これだけでだいぶ違います。

ユーロ円も見ておきます。

空間無しの部分は、さぞかし難しかったものと思います。

このように、急落したあとは、きれいな戻りを付けて「空間を作る」もしくは、すでに空間があるかどうかをチェックすると、逆張りで大損が防げます。大損さえしなければ、あとは順張りでもオーバーシュート狙いの逆張りでも好きなようにトレードできます。大儲けしようとせず、とにかく大損しないことです。あとは、それなりに利益が出ると思います。大きく勝てるときもあれば、大損もしてないけど大して儲かってもいない、というトレンドもあるでしょう。

いろいろな種類のトレンドをこなしていきましょう。