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真ん中から引くネックライン

月曜と火曜は、ポンドドルをトレードしています。
上昇トレンド、下降トレンドが同時に発生していたら、わたしは下降トレンドの通貨ペアをトレードします。「上げ100日、下げ3日」という格言のように、下落する方がスピードが早いので、利幅が稼げるからです。好みになりますが。

毎日チャートを開いたら、必ずトレンドラインかチャネルラインを引いています。ただ、高値どうし、安値どうしを結んでも、上手く引けないときも多いです。トレンドが発生しているのにトレンドラインが引けない、ときです。そういうときは、高値どうし(安値どうし)ではなく、チャートの真ん中にネックラインを引くようにしています。

チャートは、ポンドドルの30分足です。

引く時は、トレンドの中心にある節目を結ぶイメージです。今回だとAとBです。N波動が綺麗に形成されたので、AとBは、典型的な節目になります。高値、安値ではなく、S波動になるように、真ん中に引いています。ポイントは、斜めに引くということです。

斜めに引いた後は、水平のネックラインを引きます。(順番はどちらが先でも良いです)
そうすると、次のチャートのように2つが交差するポイントがでてきます。

最初の矢印のあと、発言系でY波動が出て元の価格まで下げました。こうなるとY波動で、トレンド回帰して安値更新という流れです。昨日のポイントは、Aでしょう。ここで上抜けるかどうか、気に留めるポイントです。

このように、高値や安値からラインを引くのではなく、トレンドの真ん中から引くこともあります。今回は、N波動がピッタリ出たので、N波動を起点にしました。ネックラインを引いたら、複製して同じ角度のラインを高値と安値に移動します。そうすると、次のチャートになります。

一昨日は、発言で急騰したとき、Aまで到達しました。
昨日は、安値がBです。

真ん中のネックラインを引いたら、高値側に移動し、次に安値側に移動すると、3本のラインになります。上段と下段のチャネル幅は異なりますが、トレンドの角度は分かります。「この角度で高値を切り下げますよ」「この角度で安値を切り下げますよ」というトレンドの波です。ネックラインの角度が、そのトレンドの波ということです。

他にも引き方はたくさんあると思いますが、チャートに即した引き方ができれば、どんなラインでも良いと思います。今回は、N波動を起点にしました。真ん中から引き、それを上下に移動する順番です。