チャート分析 PR

ドル円110円割れ

ドル円が110円を割れ、109円も先ほど割れました。一昨日のデイトレードの記事のとき、ドル円は111.25付近でしたので、2日で250pipsも下落しています。110円を割った現在、次のサポートラインはどこになるか、すぐに答えは出てきますでしょうか。

また、110円がどのような節目であったか、頭に入ってましたか。これが分かったうえでトレードしていなければ、分析が不足しています。次の節目は、105.00~105.30円付近です。また、110円は、黒田バズーカの起点です。

チャートでみてみます。ドル円の日足です。

1年半前、日銀の金融緩和策で110.00円をブレイクして長期上昇トレンドへと入りました。現在、ちょうど同じ価格に戻ってきて上げ幅が帳消しになりました。日足で見ると良く分かりますが、次のサポートラインは105.30付近にありますね。ドル円が105円までいくはずない、と思うかもしれませんが、テクニカル的には充分射程圏内です。

110.00円付近では、ドル円をロングしたトレーダーも多いようですが、値ごろ感だけでトレードするのは危険です。短期・中期・長期トレンドはどれも下降トレンドです。一時的な反発はあるにしても、110.00円を越えなければ下降トレンドは続くと考えるべきチャートの形です。

105円~110円のレンジ内で、どのようなチャートを形成していくか、監視したいと思います。ロングを考える場合、せめて5分足の200EMAより上にローソク足があることは前提にしたいですね。

現在は、下落のパーフェクトオーダーで、200EMAまで70pipsほど乖離しています。