チャート分析 PR

ストップとNYカット

ユーロ、ポンド共にいよいよ乱高下してきましたね。ちょっとした発言で過剰に反応しているようで、機関の売買が増えてきた傾向です。明日以降、ボラティリティの高まりを期待したいです。ポンドドルは、上下にストップロスがきれいに入っています。

4時間足です。

今書いているとき、23:01ですが、1.2950を上抜けました。チャートが15分ほど前のものになりますが上抜けました。1分足で上ヒゲをつけて反落するかもしれませんが、ストップはひっかけたようです。上下にきれいにストップが入っているので、ボラティリティも高さから直近では無かったようなローソク足の長さが出るかもしれません、と書こうと思っていました。

ユーロドルも、ストップは不自然な印象です。
4時間足です。

ストップロスが上側に3本、下は1.1100に巨大なNYカットオプションがあります。調べたら、ブルームバーグの情報だと思いますが80億ユーロ以上と巨大です。行使期限は、明日9日23時です。強いサポートラインにもなるので、21:30のドラギ会見で下に走った場合、23時のオプション消滅後に暴落という可能性も否定できません。巨大なオプションが消滅した後に仕掛けが入ることもある、というファンドプレーヤーの可能性という意味合いです。

会見で上に走っても、ストップを3つブレイクしたら急騰するでしょうから、値幅が出る態勢が整っている環境です。ポンドドルはパーフェクトオーダーになりかけ、ユーロドルはすでにパーフェクトオーダーです。