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ユーロドル安値圏でクローズ

ユーロドルは、安値を更新して2017年5月の節目まで落ちてきました。
日足を見てください。Aが、2017年5月です。

2019年になってから、だらだらと下げていますね。昨日は21:30の指標時に一瞬だけサポートラインを下抜けましたが、すぐに反発しています。反発したとき、Y波動が出たので、反転する可能性が高まりました。

15分足を見てください。

木曜日の安値が、サポートラインとして意識されていることを証明しています。それを前提にして金曜日をむかえ、AでY波動が出ています。往々にして、底値圏では激しくもみ合うので、チャートの形は汚くなります。

その上で、指標でY波動(Aの箇所)が出ています。指標後のY波動は方向性が決まりやすいので、Aの下ヒゲはダブルボトムになるかもしれません。木曜と金曜で2日もみ合って反転の可能性を示唆した、という認識があればいいと思います。

逆に、反転を示唆したあとの下降トレンド回帰は、強いブレイクを伴うでしょう。テクニカルは下降トレンドまっただ中、ファンダメンタルも、アメリカとユーロ圏の経済情勢だけみるとアメリカの方が好調なので、ユーロドルが下方向というのはテクニカルとファンダメンタルで一致しています。テクニカルとファンダが一致しているとき、長期トレンドが出ます。来週、実際どうなるかは未知数ですが、いろいろなパターンを想定しておくことが重要です。

さて、日本は今日から10連休のスタートです。

わたしは、これを書いているとおり、土曜日の昼間からチャートを見ています。ゴールデンウィークは、欧州とニューヨークタイムは普通に動くので、来週も、いつもと変わらずに夕方からトレードするつもりです。

サラリーマンのときは、祝日は仕事が休めるので嬉しかったですね。しかし、専業トレーダーになってから、仕事という観点では、祝日はそれほど意味をなさなくなりました。祝日でも為替は動いてますからね。年末年始も、相場が止まっているのは12月31日と元旦だけです。ほぼ1年中動いているのが為替です。仕事がある(=トレードができる)ことは、恵まれている環境だと思います。