昨日は、NYダウが230ドル安で、大統領選の後では最大の下げ幅になっています。また、ドル円は年初来安値を更新、直近では6営業日連続で安値を切り下げています。FOMC前は大きなオプションがありました。しかし、FOMC後は大きなオプションバリアが無いようです。つまり、上にも下にも値動きが軽いという事です。トレンドが出やすく、投機的な値動きになりやすいです。
今日現在も、ドル円は大きなオプションはありません。
昨日の15分足を見てみます。
矢印のポイントは、ヘッド&ショルダーズの右肩になっていますね。チャネルラインから上抜けた所がヘッドです。前回触れたポンドドルのヘッド&ショルダーズと似たようなラインの取り方ですが、この時は上昇トレンドの中のヘッド&ショルダーズ、今回は、下降トレンドの中のヘッド&ショルダーズです。ポンドドルは、一時的な反落狙い、今回のドル円は、トレンド回帰狙いです。
もう一度チャートを見て頂きたいのですが、200EMAより下でヘッド&ショルダーズが形成されていますね。3本の移動平均線も見てください。下げる根拠は強いと言えます。もちろんですが、こうなっても上げる時もあります。確率の問題と、リスクリワードが良ければ、トレードポイントとしては良いのではないかと思います。