株式市場は、いぜんとしてリバウドがありません。FRB、日銀やトランプ大統領もいろいろと政策を出していますが、今のところ効果が出ていませんね。今日もマイナスで引けて、1万6千円台です。
為替は、ドル円はどこ吹く風で、上げ続けています。
4時間足を見てみます。
月初に下げ始めましたが、戻ったところで下降トレンド回帰することなく、完全に全戻しとなりました。さらに、パーフェクトオーダーであった3本の移動平均線は、25EMAと75EMAが上向きとなり、ローソク足が挟まれてもみ合いゾーンに入りました。次の方向性が出るまでは、数日はかかるでしょうか。
※今日もスキャルピングしていますが、目線が決まらないのでトレード対象からドル円を外そうかと思っています。
1時間足で見ると、綺麗な戻りです。
今回のコロナショックと、リーマンショックのような何とかショックと違う点は、ドル円が下がらない点です。最初は暴落したものの、これは原油価格の下落につられてさげたリスクオフ相場でした。そのあとは、ドル買いが入り、コロナショック本来の相場になっています。
打撃を受けているのは、欧州でしょう。
コロナウィルスの患者も、ここにきて急増し、株も暴落、それが「欧州通貨売り」になっています。
ポンドドルは、歴史的な暴落の可能性があります。
2016年10月にあったフラッシュクラッシュでつけたのが、1.2000ドル。その後、ブレグジットリスクでつけたのが、1.1950ドル付近です。
週足を見てください。
昨日のロンドンフィックスで1.2000まで下げましたが、反発しています。フィックスで暴落するのではないかと思って見てましたが、なんとか持ちこたえています。1.2000を割れると、史上最安値の1.1950がありますので、欧州株が下げ続けると、割れる可能性がありますね。ポンドは、ココに注意したいです。ポンド円をトレードする場合も、ポンドドルをチェックしてください。
監視している通貨ペアの大局はつかんでおきましょう。