チャート分析 PR

ドル円の売り方

22:30に米GDPの経済指標がありました。
最近のドル円は、数字が良くて一瞬上がるのですが、行ってこいして執拗な売り浴びせというイメージです。

先ほども、60pipsの急騰が行ってこい。
先月の日銀以降とにかく下げます。どこかのヘッジファンドの気が収まるまで下げ続けるのでしょうか。なんとも不確実性の高い世界です。もちろん人間が売買していますから、相場は気分次第でコロコロ変わりますが。

そんなドル円ですが、直近2ヶ月の相場は、じりじりと戻して下げる時は突然下げ始めます。4時間足を見てください。

高値と安値の切り下げがきれいなので、丸印の下降トレンド回帰する場面は、なにかスイッチが入ったような下げ方です。現在も、依然としてパーフェクトオーダーをキープし、ローソク足は25EMAよりいつ下にいってもいい状態です。

どこかで大きな下げがあった時は、次のローソク足から陰線の連続もあり得ますから準備しておきたいです。4時間足の次の足が確定するころ、世界時計は次のマーケットへバトンタッチします。たとえば、ロンドンで長い陰線が出た次の4時間足が確定するころ、時刻はニューヨークの午後になっているということです。

今のドル円トレンドが終焉するには、チャネルラインの真ん中のラインを上抜けなければなりません。そうなると、少なくとも200EMAより上に出る必要があるでしょう。

チャート的には、来週の雇用統計の前にある、水曜のISMとFOMCでどちらかに決まるのではないかという位置に見えます。レンジ内だとトレードすることがないので面白味がないのですが、動くときは突然やってきます。気を抜いていると動いたときに、間違いなくついていけなくなりますから、頭の中で準備はしておきたいと思います。