FXには、様々なトレードスタイルがあります。
私のようにテクニカルでトレードする人、テクニカルは気にせずファンダメンタルで判断する人など、さまざまです。勝てれば何でも有りの世界です。また、トレンドが得意な人や、レンジを舞台にするトレーダーもいます。テクニカルを見つつ、ファンダメンタルで流れを見てポジションを取るやり方だと、トレンドかレンジかに関わらずポジションを持ちます。これは、ディーラーに多いでしょうか。スイングトレードというより、ポジショントレードに近くなるでしょう。常にポジションを持っている人っていますよね。
さて、あらためて私の手法を4回にわたって簡単にまとめておきたいと思います。参考にしてください。
・順張りデイトレード
・逆張りデイトレード
・順張りスキャルピング
・逆張りスキャルピング
今回は、順張りデイトレードです。
一言でいうと、トレンド発生中に、15分足がパーフェクトオーダーになったらエントリーするトレンドフォローです。これだけなので、本当にシンプルです。
3日前の記事で、オージー円の4時間足を見ました。4時間足で押し目だと、15分足は上昇パーフェクトオーダーどころか、200EMAを大きく下回ります。ですから、4時間足と15分足の押し目は、移動平均線の環境は大きく異なります。3日前のオージー円を15分足で見ると、シグナルは次のチャートです。
エントリータイミングは、パーフェクトオーダーに回帰する場面で、カウンタートレンドラインを上抜けるポイントが多いです。カウンタートレンドラインが引けるということは、もみ合った証拠なので、もみ合いのあとのトレンド回帰になります。あとは、ダウ理論・エリオット波動・グランビルの法則を意識します。特に、エリオット波動でしょうか。上昇トレンドなら「Nの字」で上げていくイメージをして値幅を取ったりします。
4時間足の押し目のように、「底を拾う」ことはできませんが、パーフェクトオーダー回帰するまで待ってもデイトレードは可能です。4時間足の絶好の押し目は、15分足で見ると下記チャートの丸印みたいなポイントです。
安値を切り下げ、下降パーフェクトオーダーですね。シグナルと正反対ですから、私は「順張りのつもりで」エントリーはしません。もちろんスイングトレードで、4時間足で「押し目買い」をするなら絶好のエントリーポイントですね。これはトレードスタイルの違いになります。
テクニカルを使わないトレーダーなら、15分足で下降トレンドだろうが、それは「買い場」ですから、このような押し目でポジションをどんどん増していくかもしれません。やり方次第といえますし、自分が利益を上げればそれで充分です。
利益確定は、チャネルラインを移動して値幅を取るか、ネックラインにあたったときです。
以上が、デイトレードの順張り手法です。何よりも大事なことは、決め事をすることです。ルールを決めているから、大損がないのでしょう。それが、継続的に利益を上げることにつながると考えています。