ライン分析をするときは、やみくもに引くのではなく目的を決めてから引くと良いです。私の場合は、節目を見つけるようにしています。節目とは、サポートやレジスタンスになりそうな箇所です。節目を見つける方法として、次の2つのラインを引くのがおすすめです。
①横のライン(水平ライン、フィボナッチリトレースメントなど)
②斜めのライン(トレンドライン、チャネルラインやアウトラインなど)
どちらか一方よりも、横と斜めの2つラインを引くと分析の精度が上がります。
現在のドル円5分足を見てみます。
まず斜めのラインです。チャネルラインを引きました。CPIから3日間の流れがわかります。
次に、横のライン(黄色の水平ライン)を引きます。
水平ラインは、CPI以降に何度か反応している価格です(150.35円あたり)。今日のアジアの高値でもありました。
横と斜めのラインを引き、2本が重なったところが節目ということです。ここではAの箇所です。Aは、斜めのラインでレジスタンス、水平ラインも同じようにレジスタンスですから、強い抵抗帯になります。ですから、ここを上抜けるかどうかがポイントです。
このあとロンドン後半からニューヨークにかけて上抜けてきたら、ロング回転したいと思います。上抜けできずに反落した場合は、チャネルラインの中のもみ合いから抜け出せないのでショートというより様子見です。