トレードスキル PR

スキャルピングのトレードする場面

昨日は、ポンド円が2時間で200pips上げました。トレード中は予測することはできず、上げている最中に判断してポジションを取らなければなりません。ほんと難しいですよね。短期トレンドでは、トレンドの出始めは判断がつきません。しかし、トレンド後半になると、前半のチャートの形が基準となりますので、トレードしやすくなります。

昨日のポンド円1分足を見てください。

トレンドの出始め、第一波が約50pipsありました。2倍の値幅を取って準備することはできます。しかし、Aまで伸びるかも分かりません。ですから、Aまでは私はポジションが取れませんでした。しかし、Aを上抜けたとき、S波動になり、トレンド回帰しましたので、さらに上にいくイメージができました。Aで押し目を作りながら上昇しているのもポイントです。トレードしたのは、Aのあとです。

どこでトレードしようが自由ですが、自分が自信があるポイントだけでいいでしょう。トレンドの前半は様子見、後半からポジションを取りました。

とにかくトレンドが強いときは、押し目がありません。じり上げになるトレンドは何度も紹介していますね。そういうときは、チャネルラインを引きます。

急角度で、かつ値幅がないチャネルライン(細い枝のようなチャネル)は、長続きしません。しかし、しばらく続き値幅を達成すると反応します。最初のチャートのBの部分です。1分足で強烈なトレンドがでたときは、チャネルラインを活用しています。引くときのコツは、「移動平均線の角度」に合わせることです。

トレンドの始まりから終わりまで、天底の利幅を取ることは不可能です。前半では負けないことを優先し、チャートパターンがでたら、それを基準にトレンドの後半で勝負するのが私の基本です。大切なことは、勝てる土俵を自分で認識していることです。どんな相場でも、忙しくポジションを取っていると、振り回されます。

まずは勝てる土俵を作り、そこで戦うこと。
もちろん、土俵が狭いとチャンスが巡ってくる場面も少ないです(そうすると土俵外で無理に戦うようになります)。ですから、トレードを続ける限り、土俵を広げていく努力が必要です。しかし、どんなに小さくても、自分だけの土俵を出ないことの方が大切です。

えてして、土俵は他人から見たらこっけいなものです。他人の目は気にせず、自分の基準を作りましょう。