わたしのデイトレードは、基本はトレンドフォローです。
ロンドンからニューヨーク前半にかけて、数時間の短期トレンドを狙いますが、まずチェックするのは当日の値幅です。
値幅の何を見ているかというと、
トレード対象の通貨ペアが、
① これから値幅を出すのか
② もう値幅を出したのか
まずこの2つを見ます。
言い換えると、
① これから短期トレンドが出るか
② すでに短期トレンドが出たのか
となります。
エントリーするなら①が理想です。まだ値幅が出ていないなら、仮にこれからトレンドが発生するとそれなりに値幅が出るイメージができるからです(1日の値幅が100pipsとか)。たとえば、下記のポンドドル15分足で、AとBを見てください。
Aの部分は、15時になったときに当日の値幅が25pipsでした。1日の値幅としてはまだ少ないですね。ですから、これから上下どちらかに値幅を出してくる(=短期トレンドが発生する)と想定できます。
Bの部分は、23時の時点で当日の値幅が40pipsでした。時間は遅いですが、ポンドドルにしては値幅が小さいです。1日もみ合っていたのですから、これからトレンドが発生したら高値か安値をブレイクする可能性があります。
相場は結局のところ、上下どちらにいくかは分かりません。ただ、その日短期トレンドが発生しておらず、1日の値幅が小さいとき、これから発生する可能性があります。上下どちらに値幅を出しそうか、可能性を考えるだけでも根拠になります。あとは、タイミングをみてエントリーすればいいでしょう。
ABは任意に抜き取った場面ですが、値幅は毎日考えています。通貨ペアが上がるか下がるかを考えるのではなく、もしトレンドが発生したら上下どちらに値幅出しそうか、という視点です。値幅が基準なので、すでに値幅が出ている日は活用できませんが。
Bにいるとき、トレンド発生したら60pips位はでるかな、と考えたりします。チャート分析のひとつの方法です。